マイカーを持たない効用

  • 2012.01.19 Thursday
  • 18:55
JUGEMテーマ:日記・一般

 私がマイカーを止めて自転車に切り替えたのは4年前のことです。もともと私はマイカーを持
っていませんでした。なぜマイカーを持ったかというと、45歳のときに家族の通院の必要性か
らマイカーを持つことになりました。その後、会社を辞めて自営になった関係で使い続けていま
したが、その必要性が無くなったのを機にマイカーを手放すことにしたのです。近くは徒歩と自
転車、遠くへはバス、電車、時々タクシーなどの公共交通を使っています。

  
  デンマークの無料レンタル自転車:無料で借りれるシステムが整っています。
                           2011年11月14日 デンマーク コペンハーゲン市内で撮影

マイカーを手放す理由は、「マイカーが必要不可欠でなくなったから」というのが理由です。確
かにあればあったで便利ですが、それが“不可欠”かというとそうではないのです。現在住んで
いる場所は電車の駅やバス停まで歩いて7分〜8分です。タクシーは5分くらいで駆けつけて
くれます。ショッピングセンターや総合病院、市役所などは自転車で10分くらいの距離にあり
ます。

どうしても車が必要な場合は、友人の車を貸してもらいます。友人は昼間働いているので、そ
の間は駐車場に置きっぱなしなので、その時間を借りることにしています。お礼は我家で食事
をご馳走することにしています。こうすることで、車を借りることで一緒に食事が出来て、友人
と、さらに仲良くなります。これは車を持たないことで発見した効用の一つです。

「マイカーを持たない効用と」いうことで言うなら、まだまだあります。まず第一には、運転とい
う労力を使わなくて済むということです。運転をしているときは、気にもならなかったのですが、
止めてみて、いかに自分が車の運転に労力を費やしていたかに気が付きました。肩こりや腰
痛などが軽減したのです。事故を起こさないようにと注意を集中したりや、長時間同じ姿勢を
しなければいけないということが、知らないうちに体にダメージを与えていたのです。

   
   デンマークの鉄道には自転車のままで乗れる車両が連結されています。自宅から自転車で駅まで走り
     そのまま電車に乗って、目的の駅で自転車を降ろして、そのまま会社や学校へ通っています。日本も
     早くそうならないかなあ。     デンマーク コペンハーゲン中央駅にて 2011年11月14日撮影

第二の効用は経済的効用です。普通乗用車を所持していましたので、車検費用や保険料、
税金、駐車場代など月割りに計算すると、私の場合は3万円程度になりました。さらに車を
動かすためのガソリン代や車の洗浄料なども入れると月に5万円くらいはかかっていました。
その後、ガソリン代は30%も上昇しているので、・・・。車のローンが残っている場合は更に
負担が大きくなります。もちろん、公共交通を利用するとその交通費は必要ですが、車を持
つために必要な費用の4割程度で済んでいます。

効用はもっとあります。地球温暖化防止への貢献です。排出CO2が少なくて済むので「地球
にやさしい」暮らしが実現しました。CO2の排出量比較をすると、1人の人間を1km運ぶ場合、
マイカー(普通乗用車)は168g、それに比較するとバスは51g(普通車の1/3)、電車は19
g(普通車の1/9)にしかなりません。
(「2009年版運輸・交通と環境」<交通エコロジー・モビリティ財団発行>より)

また、マイカーを持たないことは事故や騒音、振動など、危険や汚染を減らすことが出
来ます。これも大きな効用だと思います。更には渋滞も少なくなり、本当に必要な車が
走り易くなり、公的な交通や運輸手段としても効率化が進みます。さらには、渋滞緩和
のためのバイパス道路などを建設する必要がなくなり、税金をコンクリートから人へと回
ことが出来ます。車が減ることはいいことずくめです。

一方で自動車産業などは打撃を蒙るかもしれません。しかし自動車産業は環境産業
とか自然エネルギー産業、住宅産業へとこれからを開拓する産業へと転身を図れば
いいのではないでしょうか。自動車産業などは過当競争で、発展途上国の追い上げも
激しい分野です。この分野は彼らに譲って、自動車産業で培った先進技術を、これから
の未来分野で発揮していければいいでのはないでしょうか。

    

私はマイカーを否定するものではありません。必要不可欠な人は持つべきだと思い
ます。しかし、不可欠でない人は“持たない生き方”に切り替えてはどうかと提案し
ているのです。“断捨離”を車にも向けてみてはどうかと思うのです。“持たない生き
方”が自分にも周りの人にも、そして自然にもやさしい、楽な生き方が出来るのでは
ないかと。

マイカーを持っていても、乗る回数を減らすのもいいのかも知れません。近くの場所
には徒歩とか自転車で行くようにするだけでも随分違うのではないかと思います。
自転車や歩くことで、今まで車の中では感じられないもの、車のスピードでは見え
なかったものが、いっぱい姿を見せてくれるのではないでしょうか。

もうすぐ、道端には春の野草たちが可憐な花を開き始めますよ。

私のホームページには自転車利用についてデンマークの先進的取り組みを紹介してい
ます。http://www.kyoikubunka.com/nakayoshi.html

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