山水な世界

  • 2008.12.10 Wednesday
  • 13:32
カーテンを開けると、毎朝眺めている景色が一面のミルク色の霧に閉ざされていました。すぐ近くの木立もボンヤリとした影だけになっています。霧の中を、いつものように天拝山に向かいました。通り過ぎる町並みもすっかりモノトーン。

霧の立ち込めた登山道を山頂目指して登っていくと、下山してくる人たちが「今日は雲海が出とるよ。」、「よか景色ばい。」などと声をかけてくれます。そう聞くと、霧が晴れないうちに、雲海が消えないうちに、と気がはやります。思わずいつもより足が早くなりました。

  
  ★天拝山山頂にて雲海に浮かぶ宝満山遠景 2008年12月10日撮影

そんな思い出で山頂に着くと、思わず息を呑むような美しい雲海が眼下に拡がっていました。乳白色の朝霧が筑紫野から大宰府、大野城などの町をすっぽりと覆っています。まるで雲の海の底に沈んでしまったかのようです。丁度、昨夜NHKテレビで世界遺産「「黄山(中国)」をみたばかりだったので、その山水画のような景色と重なりました。

小さな丘が雲海で消されては現れる様子も幽玄な感じを醸し出していました。山麓の紅葉がバックの白い雲海と好コントラストで、なんとも美しい眺めです。しばし“山水な世界”を楽しみました。
   
  ★天拝山山麓の紅葉と雲海 2008年12月10日撮影

そう言えば、昨日は天拝山登山が記念すべき300回目になりました。昨年の春に筑紫野市に引っ越してきてから、天気と私の都合の合う日は登るようにしていたのですが、一年半で300回目になりました。四季折々の自然の変化を全身で感じながら、ある時は思いに耽りながら、登り続けています。はてさて一体これから何回登れることでしょうね。それもまた暮しの中の楽しみとしていきましょう。

最近、暮しの中にはいつくも“楽しみ”があることに気が付きます。“楽しい人生”を送るというのは、今の普通の暮しの中に“自分なりの楽しみ”をどれだけ見出せるかということなのかも知れませんね。
    
  ★天拝神社参道も霧に煙る 2008年12月10日撮影
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