自然の“妙(みょう)”

  • 2013.09.10 Tuesday
  • 10:06

 忙しさにかまけて1ケ月ほど筆不精してしまいました。今年の暑さは異常気象という正式
発表があったようですが、そういうことよりも何よりも、とにかく息苦しさすら感じる猛暑でし
た。なんとか生き抜けたことを喜んでいます。来年もこんな暑さが続くのでしょうか。地球
温暖化を止めない限り、もっと暑くなるのだそうです。地球号に乗っている人間全員で、自
分の出来ることから温暖化防止へ取り組む必要があるように思います。

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先日来の雨で水量も戻った天拝山の渓流。手前の花はヤブミョウガ 9月5日撮影

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今日は、天拝山で最近であった美しい虫たちを紹介しましょう。まずは玉虫(タマムシ)
です。天拝山からの下山の途中に枝に止まっている彼を見つけました。朝方、気温が急
に冷え込んだので動きが鈍く、私が掌に乗せてもじっとしていました。やがて私の温も
りで体温がを上昇したのでしょうか、少しずつ動き始めました。

 0905tamamusi1.jpg
本当に見事というしかない美しさです。9月5日午前8時半頃撮影

それにしても何という輝きなのでしょうか。緑色を主体にして、黄金や赤銅などの金属的
な光沢を発しています。精巧に造られた金属模型のような感じすら受けます。タマムシの
羽根は長く色が変わらないので、昔から装身具に使われていたそうです。この虫の羽根を
集めて造られた厨子(ずし:仏像,仏画,舎利,経典などを安置するいれもの)が法隆寺
正倉院に宝物として所蔵されています。国宝の「玉虫の厨子」です。昔の人もこの色に魅
せられたのでしょうね。私もすっかり見とれて時間の経つのも忘れてしまいました。

さて、次はナミハンミョウです。この季節になると、天拝山の石楠花谷の入口に砂防堤を
建設するためにコンクリートの傾斜の急な道路が15mくらい設けられましたが、その面
に沢山います。

 0908namihannmyou.jpg
  やっと撮れました!敏捷でなかなか撮影できませんでした。9月8日午後3頃撮影

以前から写真撮影を試みるのですが、近づくと敏捷に飛び去って、なかなか撮影させてく
れません。昨日はコンクリート面に止まっているこの虫をズームで撮影することが出来ま
した。頭部は金属光沢のある緑色、前足はビロード状の黒紫色に白い斑点があり、前胸
部と前足の中央部に赤い横帯が入っていて、体の下面は金属光沢のある青緑色。まる
で美術工芸品のようですね。

  namihannmyou2.jpg
 ★工芸品のようなナミハンミョウの色彩  9月8日午後3頃撮影

写真を撮影してみて、何となくピントが甘いのです。もちろん私の写真の腕のせいもある
のでしょうが、それだけではないように思えるのです。おそらく、ナミハンミョウの美しい色
が羽や体の表面から発せられているのではなく、少し深い部分から発せられているから
ではないでしょうか。もう少し、この虫のことを調べてみると面白いことが分かるかもしれ
ませんね。美しい色の謎に迫ってみようと思います。

お次はアキアカネです。漢字で書くと「秋茜」。いい名前を付けたものです。夏の終わり
から秋の訪れを感じるこの時期に飛び始めるに相応しい名前です。そのアキアカネが
丁度今頃から咲き始めるミズヒキソウ(水引草)に止まっていました。

 0908akiakane.jpg
 ★水引草で羽を休めるアキアカネ  9月8日午後3時15分頃撮影

ミズヒキソウはその名と通り、水引(みずひき)に似ているからその名がついたようです。
水引は贈答品や封筒に付けられる紅白の飾り紐のことです。細く伸びた茎に表が赤、裏
が白い小さな花が交互に咲いていて、水引を思わせます。全体を撮るとそれぞれの花が
小さくで何の写真か分かりにくく、接写するとこの水引状の全体の様子が分かりにくいの
で、なかなか撮影しにくい花です。でも、この日はアキアカネがこの花に止まってくれま
したので、もう迷うことなくパチリ!

自然の造形はいつも私を驚かせ、感動させ、喜ばせてくれます。その姿を見る度に「妙」
という字を思い浮かべます。「妙(みょう)」とは辞書では「言うに言われぬほど優れている
こと。またその様。」と書かれていますが、まさしく妙(たえ)なる様には、毎回「あなたに会
えて良かった!」と心から思います。

    今回も出会った花々、虫たちに言いました。「ありがとう!」「また会いましょう!」

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    下手の横好き(その2)

    • 2013.08.04 Sunday
    • 22:26

    我家にピアノが届きました。ピアノと言っても電子ピアノです。本物のピアノの音をデジ
    タル録音し、その音を電子的に忠実に再現しようとするものです。以前からエレクトーン
    やキーボード、旧型の電子ピアノなどとこの30年間で色々と鍵盤楽器を替えては楽しん
    できました。そして、おそらく私の人生で最後になるであろう鍵盤楽器として、ヤマハの
    MODUSという電子ピアノを購入しました。それが写真のピアノです。

      2.jpg
    「YAMAHA MODUS F02」が我家に届きました。7月19日

    カタログの説明は次のようになっていました。「美しいデザインには美しい音色がある上
    質なくつろぎの空間で、至福のひとときを」更には「アコースティックピアノの鍵盤と同
    様、白鍵部に木製を用いたナチュラルウッド(NW)鍵盤を搭載。1鍵1鍵で重みや戻りの感
    触が異なる鍵盤タッチを忠実に再現した「88鍵リニアグレードハンマー」を採用。指先に
    伝わる感覚をグランドピアノに近づけました。」

       3.jpg
     ★YAMAHA MODUS F02」の鍵盤 木製鍵盤なのでピアノのタッチに近い 

    しかしカタログを読んだから買おうと思ったわけではありません。そのわけは、20年前
    に亡くなった祖母から生前に「自分が死んでもお前に形見にしてもらうようなものがない
    ので、お前の好きなものを買いなさい」ともらったお金があったからです。おばあちゃん
    の形見を何にしようかとずっと思っていましたが、なかなか相応しいものがないまま長い
    時間が経っていました。

    不思議なものです。たまたま通りかかった天神のヤマハ楽器のショールームでこのピアノ
    が飾ってあるのを見て、このピアノを祖母の形見として我家に置きたい。そしていつも弾
    いていたいと思ったのです。何故?と訊かれると言葉にし難いのですが、ずっと私の心の
    中に祖母のことがあったからでしょう。それと同時に、このピアノの魅力とが一瞬のうち
    に結びついたのでしょう。

      6.jpg
      YAMAHAのショールームに展示してあったときの様子 

    と言うことで、今我家のリビングにこのピアノがあります。毎日のように弾いています。
    電子ピアノであることを忘れるくらいにリアルな音と鍵盤のタッチを楽しんでいます。
    肝心のピアノの“腕”は、“下手の横好き”レベルなので、演奏会などで人様に聴いて
    もらえるようなレベルではありません。

    でも、一方で“好きこそものの上手なれ”と言いますので、好きということが上手にな
    る大事な要素だとも言われていますので、それを信じてこれからも弾き続けていこうと
    思います。そして、弾く度に私を可愛がってくれた祖母の愛を感じながら・・・。

                        ・・・・・・  ・・・・・・・  ・・・・・・  ・・・・・  ・・・・・  ・・・・・  ・・・・

    最近、ピアノが色々なところにあるのは嬉しいことです。ピアノがあると下手ではある
    のですが、ついついポロポロと弾いてしまいます。最近も福岡デンマーク協会の総会が
    西南学院大学の礼拝堂で行われたが、そこにあったピアノを休憩時間にBGMがわりに
    弾かせてもらいました。

      4.jpg
    “下手の横好き”演奏中の私です 6月8日 西南学院大学の礼拝堂にて

    私の知人にはピアノ講師など上手な方が沢山いますが、人前で弾くには事前の練習をし
    っかりして、曲と向き合う姿勢が出来てからでないと弾けないという人が結構います。
    上手になるとそういうものなのかも知れませんね。私は、弾くのがただ嬉しいだけなの
    で、まさに“怖いもの知らず”です。どこでも、恥ずかしげも無く弾いてしまいます。

    弾いていると必ず誰かが近づいてきて話しかけてくれます。初対面にもかかわらず、すぐ
    に親しくお話しすることが出来るのも、“下手な横好き”のおかげだと思っています。中には
    私の弾いているのをみて、自分も弾いてみたくなったと言われて弾き出す人もいて、ピアノ
    のおかげで“なかよし”が進みます。これからも私らしくピアノを楽しめればと思っています。

    ※YAMAHA MODUSに興味のある方は以下のアドレスを
    http://jp.yamaha.com/products/musical-instruments/keyboards/digitalpianos/modus/f02/?mode=model
          

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      雲を見て過ごす時間

      • 2013.07.17 Wednesday
      • 10:50

      先週の土曜日は、雲を見て過ごしました。午前中は北九州で講演会があったので、それを
      終えてJRに乗って帰宅する途中から空の様子に見とれていました。積乱雲や卷雲などが
      青い空をバックに白く輝きながら、その姿を刻々と変化させていたからです。

        130713-2.jpg
       ★
      我家から夏の空に浮かぶ雲を眺める 7月13日14:30頃撮影

      帰宅後、あまりに暑いので何もする気になれず、空に浮かぶ雲の変化を再び眺めていまし
      た。最初は高層、中層、低層などの雲がそれぞれの高さで、個性ある形を保っていたので
      すが、やがて低層にあった雲の群れの中からもくもくと頭を擡げる雲が現れました。


        130713?.jpg
         ★
      高層、中層、低層などの様々な雲たち 7月13日14:30頃撮影

      他の雲も巻き込むような勢いで高く大きく伸び始めました。どんな風に成長していくのか
      を見たかったので、双眼鏡で近づいてみると、雲が勢いよく下から上へと盛り上がってい
      く様子がよく分かりました。雲の中の気流が激しく動いている様子を目の当たり出来まし
      た。

      しばらくすると、白い雪を頂く高峰のような積乱雲へと成長しました。おそらく数千メー
      トルの高さまで届いていることでしょう。姿は更に刻々と変化していきます。雲の底辺り
      が暗くなっていきます。雲が厚くなってきて、雲の底あたりでは雨や雷になっているかも
      しれません。

                130713?.jpg
               ★
      眩しいくらいに輝く積乱雲 7月13日15:00頃撮影

      ダイナミックなすばらしい光景です。夏ならではのこの光景をしばし楽しみました。そう
      言えば、子どもの頃、そんな風にして、ぼんやりと入道雲を眺めていました。雲の形が人
      顔に見えたり、山に見えたり、色々なものに変わっていくのが面白くて、飽きずに眺めて
      いたことを思いだします。

         130713-4.jpg
        ★夕焼け空 7月13日 19:00頃撮影

      いつしか夕方になりました。今日は、何もしないでぼんやりと過ごすことの意味を雲たち
      から教えてもらったような気がします。あくせくと何かに追われて、何かをしなければと
      忙しくしていると、こんなシンプルな穏やかな時間がすぐそばにあることを忘れてしまい
      ます。人生を味わうためにも、自分の中を空っぽにするような時間を持つことが大切だな
      あと思いました。そんな雲たちもいつしか夕日に染まって・・・・・。

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       ★昨日の朝の天拝山

      昨日から朝の空気が夏の朝独特のひんやり感になってきました。朝の山登りはこの温度
      と湿度がとても快適です。ウグイスも気持ちが良いのでしょうか、「ホーホケキョ」と
      歌っていました。夏の暑さに耐えている植物たちに朝露はほっとする清涼剤になってい
      るのではないでしょうか。

        130717-6.jpg
        ★
      ツユクサ 7月16日午前7時過ぎ 天拝山石楠花谷にて撮影

      椿の実が艶やかです。この実の中で椿油が蓄えられつつあるのかと思うと、その収穫が
      楽しみになります。障害者施設での椿油づくりに関係するようになってからは、椿の実
      を見ると、その向こうに色々なものが見えるようになりました。椿油との人間の歴史や
      暮らしなど。私自身も椿油を髪の手入れなどでは欠かせないものとして使っています。


        130717-5.jpg
        ★
      ツバキの実 7月16日午前7時過ぎ 天拝山登山口にて撮影

      秋になると実が弾けて、茶色の種子が地面に転がります。今年もそれを集めて施設に送
      ることにしましょう。どれくらい集まるかなあ。今から楽しみです。

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        「梅雨」の意味(自己流解釈)

        • 2013.06.23 Sunday
        • 23:43
        JUGEMテーマ:日記・一般

        お待たせしました!待ってなんかいなかった?そうかも知れませんね。私は誰がこのブロ
        グを読んで下さっているのかを知りませんから。でも、毎日数十人の方々が訪問して下さ
        っていますので、その中にはそういう方もいらっしゃるのでは?

        時々、「“なかよしブログ”の更新を楽しみにしています」とメールをくださる方もおられます。
        又、あまりに更新の間隔が空くと、私が病に臥せっているのではないかと心配メールを送
        って下さる方もおられます。本当に嬉しいし、ありがたいなあと思います。

         130617hitujigusa.jpg
         ★ヒツジグサ(睡蓮) 6月17日(月)午前8時半 武蔵寺(筑紫野市) 心の字池にて撮影

        前回、ブログを更新したのが5月8日ですから、なんと!1ケ月半ほど空いてしまいまし
        た。病に臥せっていたのではなく、ちょっと慌ただしくしていただけですのでご安心下さい。
        と言うのも、九州で初めてという官民共働での催しなどに取り組んでいました。それも先
        週無事終了し、多くの方々と共に語り合い、考える機会になったのではないかと思ってい
        ます。

        さて、今日は「梅雨」という言葉の自分流解釈を書きたいと思います。まずは一般的に解
        釈されているものを紹介します。インターネットで調べると以下のようになっています。

        ・漢字表記「梅雨」の語源としては、この時期は梅の実が熟す頃であることからという説
         や、この時期は湿度が高くカビが生えやすいことから「黴雨(ばいう)」と呼ばれ、こ
         れが同じ音の「梅雨」に転じたという説、この時期は「毎」日のように雨が降るから
         「梅」という字が当てられたという説がある。普段の倍、雨が降るから「倍雨」という
         のはこじつけ(民間語源)である。諸説が名称の語源は定かではない。


          130617biwanomi.jpg
          ★地面に落ちた梅の実 甘酸っぱい匂いがしました 6月17日撮影 紫藤の滝付近で

        そこで私流の解釈なのですが、「梅雨」とは「熟した梅の実が長雨によって落実する頃」
        なので名付けられたのではないかと思うのです。と言うのも、先日、天拝山の麓の紫藤
        の滝という場所の近くで、この雨に打たれて落実した梅の実をたくさん見かけました。
        地面に落ちている梅の実から発酵した甘酸っぱい匂いが漂っていました。

        近くの渓流に沢山梅の実が落ちています。流されるのか、このまま腐るのか、はたまた
        虫に食べられるのかは分かりませんが、いずれにしてもまた自然の輪廻の世界に戻って
        いきます。私は冬の終わりに膨らんだ蕾の頃から、早春の開花、初夏の結実までをずっ
        と見守ってきました。そして今、梅雨の雨の中で熟した実を地面に落として、再び土に
        還っていく姿を見ています。自然界の命すべての一生を、この梅の実が眼前で顕してく
        れているように思えます。

            130117umenomi2.jpg
           ★渓流に落ちた梅の実  6月17日撮影 紫藤の滝付近にて

        そんなことを思いながら、この梅の実を撮影していましたら、私の頭上でアオバヅクも
        この様子を静かに見ていました。毎年、この渓流のすぐそばの大きなクスノキに営巣
        し、雛を育てています。今年も律儀に戻ってきました。この日は、彼と一緒に梅の実を
        見ていたように思えました。でも、彼は夜行性なので眠そうな目をしていましたが・・・。

         130617aobaduku.jpg
           ★私の方を眠そうな目で見つめるアオバヅク君  6月17日撮影 武蔵寺境内にて

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          天神の街に咲く赤い花(ベニバナトチノキ)

          • 2013.05.08 Wednesday
          • 10:22

           ゴールデンウイークもアッと言う間に過ぎてしまいました。今年は好天に恵まれて、九州
          各地の観光地はどこも賑わったようです。私は「安・近・短」ということで、自宅でのデスク
          ワークの合間を縫って、近くの山に行ったり、本を読んだり、録画しておいたBSのテレビ
          番組(映画やドキュメンタリー)をじっくり観たりのGWでした。

            130508brog4.jpg
            イロハモミジの種 まるでプロペラのようですね。5月5日 9:00頃撮影

          この季節は“山が笑う”と言われるくらいに山々の表情が変わります。椎などの花が明る
          い茶色やベージュで山に表情を付けています。森の中を歩くと、その少し生臭いような椎
          の花の匂いが漂っています。この匂いもこの時期ならではのものです。房状になった花も
          地面に沢山落ちています。

          私が毎日のように登っている天拝山の麓にある公園では、イロハモミジの種が沢山実って
          います。まるで竹トンボのように葉の上に突き出しています。淡い眩しいくらいの若葉と赤
          いプロペラのような種とのコントラストが何とも言えませんね。

                         ・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・

          この時期、天神の街に赤い花が咲きます。赤いというか、少しピンクかかった赤といった
          ほうが近いかもしれませんが、房状の花が咲きます。天神の岩田屋百貨店のそばや、
          大名の西鉄グランドホテルのそばに植えられている街路樹に咲いています。

                  130508brog1.jpg
             ベニバナトチノキの花 少しピンクがかった色の花が房状に咲いています
               5月6日 16:30撮影 大名の西鉄グランドホテル前にて

          毎年、何という木なのだろうかと思いながらも通り過ぎていました。ところが今年は何故
          かインターネットで調べてみようという気になりました。と言うのも、花の名前が分かる
          とその花のイメージや記憶がはっきりするからです。「天神の街に咲く赤い花」では覚え
          にくいし、人に話すときでも伝わりにくいからです。

             130508brog2.jpg
             ★ベニバナトチノキの花 少しピンクがかった房状の花です。
               5月6日 16:30撮影 大名の西鉄グランドホテル前にて 

          その結果、この花の名前が「ベニバナトチノキ」という北米産の栃とマロニエとを交配し
          た新しい種の木に咲く花であることがわかりました。もう何年もハテナ?が続いていまし
          たので、なんだかすっきりした気持ちになりました。名前というのは不思議なものですね。
          名前が判ることで、記憶の整理ダンスにキチンと収納された感じがします。


            130508brog3.jpg
            天神岩田屋百貨店のそばにあるベニバナトチノキの並木 5月6日17:30撮影

          丁度、今が見ごろなのではないでしょうか。福岡の天神に来られたら、是非この花をご覧
          下さい。無機質なビルディングの谷間に、このような小さな自然を感じることが出来ると
          ほっとします。

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